バーコード決済のメリットは?d払いを使用してみた

世界中でキャッシュレスが進む中、日本でもバーコード決済の流れが加速しているように感じる。

 

僕も 最近コンビニ(特にローソン)での買い物はd払いを使用することが増えてきた。

使い始めて1ヶ月程度だが、思ってた以上に便利だと思う。

便利な物に慣れてしまった事で、スーパー、八百屋などで

食材を買う時に財布から小銭を出すのが非常にだるい。

 

僕は仕事で電車移動が多く、財布はバッグに入れてるが

これがまたパンパンで重く5㎏近くになる。

ノートPCも入っている為、バックから財布を取り出して、

お釣りを財布に入れ、またバックに入れ直す動作が非常に手間だ。

アプリであれば片手でポケットからスマホを取り出しバーコードを見せれば

支払い完了だ。

あまりに手軽にモノが購入できる為、人によっては金銭感覚が狂ってしまう人も

出てくるのではないだろうか。一応、使用する度にキャリアメールには

日付、購入場所、費用、獲得ポイントなどが送られて来るので状況は分るが

毎回しっかり見る人はどれくらいいるのだろうか。

今月amazonで数万単位の買い物をd払いで行ったのだが、

ドコモから普段よりも通話料が高額になったと確認のSMSが届いた。

今後、d払いが浸透しだすとこのメールも煩わしく感じるかもしれない。

 

最近では、Origami、paypay、楽天ペイなどスマホ決済サービスが

非常に増え、ユーザー取り込みの為のキャンペーン攻勢が凄い。

しかもサービスが 増えすぎて各社の違いを比較するのが面倒に感じる。

 自分の周りの人は上手く複数の決済アプリを使い分けてる人が多いが、

クレジットカードを複数枚持つような感覚に陥ったので一つにした。

 

 今の所、d払いだけ使用しているが、最終的にクレジット引き落としになる為、

dポイントとクレジットカードのポイントも獲得でき、常に2重取りになっている。

ポイントの仕組みは良く分からないがこんなにポイントを提供して会社は

大丈夫なのだろうか。

購入金額次第ではamazon(本)でd払いを選択するとdポイント、

amazonポイント、クレジットカードで3社から1回の買い物でポイントがもらえる。

ポイントが1回の買い物で複数社から獲得できるのは購入履歴を複数社に経由する代償のようにも感じる。

ユーザーが無料で使用できて便利に感じるサービスは決まって誰か損をしているイメージが強い。 決済企業は個人の購入履歴を仕入れる事ができる為、購入先の売れ筋情報などもアプリを経由させれば獲得する事ができ、新たな収益源を作るきっかけにもなると思う。大手キャリアの規模であればビックデータになると思うので個人をターゲットにしている企業はお金を払ってでもユーザー情報を購入したいと思う。

 

スマホ決済は不正アクセスなど大きな事故がなければさらに浸透すると思うが、月上限が10万円(d払い)と家電など大きな買い物ができない点、全国展開している企業以外への普及などの面、高齢者の心理的な面などでまだまだ課題は多いと思う。

 

 

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