友人に「妻のトリセツ」を勧められ、読んでみた。

子供が生まれてから妻が僕に対してモラハラ発言が増えて困っていると

友人に相談してみたら「妻のトリセツ」という本を勧められ読んでみた。

 

友人からは女性の傾向を抑えることが重要との事で

読んでみた感想と、どのように活かしていくかを記載する。

 

妻のトリセツ (講談社+α新書)

妻のトリセツ (講談社+α新書)

 

 

 

■理不尽に怒られるのに変わりはない

 

本の最初の方に書いてあったが、怒られる回数を10→5に減らす事はできても

無くすことができないようだ。この時点で、本を読むモチベーションが

大きく下がった。積読してた本を読んだ方が自分にとって良いと思ってしまった。

 

昔女性が男性より長く生きる理由に、育児をしているからとの情報があったが、

理不尽な扱いを妻と職場で受ける機会が多く擦り減った結果として寿命が

短くなるのではと勝手に想像してしまった。

 

当然女性の方が出産などライフイベントが要因で自分の自由が効かず、

理不尽な扱いを受ける機会は多いかもしれないが、その捌け口が旦那に

なっているのではないだろうか。

 

実体験として妻は産後から常にピリピリして、僕に対してモラハラ全開だ。同じ空間にいるだけで怒られ、馬鹿にされるのでとにかくサンドバックになるしかない状態が続く。仕事でハラスメントと思われる発言は、何かあった時の為に記録に残している。

 

僕はストレスに強いと周囲から良く言われるが、妻の産後から半年程度で2~3㎏の

体重が減った。友人は子供ができてから妻が嫌になり、毎日定時上がりにも関わらず

平日は外食三昧で立派な体になっていた。

最近社会問題になってきてる帰宅恐怖症ではないかと思った。

 

■悩みを抱え込んでいる男性は多い

 

女性は男性より右脳が発達していて共感が大切というのは分かるが、叱られるのではなく気分次第で怒られる事が多い。論理的な考えに影響される左脳が発達している男性にとっては理解に苦しむ。よかれと完璧なアドバイスは逆効果になる。

普段の生活で何度か体験すると勘の良い人は気づき対策を練っていると思う。

 

この本の購入者の大半は妻の関係性を良くしたいと考えるのは勿論、

悩みを他人に相談できないという理由で読んでみたという人も多いと思う。

ある錠剤のCMで「責任世代」という言葉があるが、現在30代・昭和世代、

平成初期の男性は弱みを見せる事ができず、一人で解決しようとする人が多い。

女性から見れば「なんで、相談ができないの?」と感じるかもしれないが、

小さい頃から男性は弱音を吐いてはいけない、泣いてはいけない、強くないと

いけないなどの価値観を親の世代に教わり生きてきたからだ。

既に形成された価値観を急に変える事は現実的に不可能だ。

 

男は仕事帰りの居酒屋で職場の同僚に妻の愚痴を笑い話として

話す人が多いが、具体的にどのような部分で悩んでいるなど弱みを話す人はいない

気がする。愚痴を言ってストレスを発散できていれば何とかなるかも

しれないが、最近は結婚する人も減り、飲みに行く機会も減り発散できる機会

も減ってきていると思う。

結果として、精神的な負担が積み重なり精神疾患が増え、命を絶つ人もいる。

 

女性は男性と比較すると悩みなどすぐ相談できる人が多い気がするので凄いと思う。

 

 ■この先どうしたら良いのだろうか?

僕はこの本を読んで実感したのが、男女問わず中高年(30~50代)の「生きづらさ」を

感じた。ただ現状、男性の方が選択肢の幅が狭く世間の目も厳しく生きにくさが強い

と思うが、共働き世帯が増える事で、大人は生きにくさは少し緩和されるかも

しれないが、子供に良い姿を見せる事ができないと思う。

大人はただ忙しいとしか思われない。

みんなが管理職になりたくないと感じる理由も分かる気がする。

 

下記は6つの項目の多くは既婚者家庭に当てはまる状況だと思う。 

 ある程度、ライフイベントも消化しているような状態になっている人が多いと思う。

 

仕事

  • 責任と若手の巻き取り作業が増え、残業増
  • 作業のわりに給与が他の世代と比較して低め、税金も高い
  • 成果が出せないとリストラ候補、左遷対象になる

 プライベート

  • 子供がいれば育児・教育
  • 親が高齢の場合、介護
  • 家のローン返済

 

学生時代に就活でよく自己分析で「どうなりなりたい」「何をしたい」など

考える機会があったが、中高年も考える必要があると思う。高齢者が終活も

同じような事だと思う。自分の価値観を明確にして、長期的な目標を持ち

取り組み続ける事が生きづらさから解放されるのではないかと思う。

 

大きな変化もなく日々やる事が変わらないケースは思考停止状態になる。

僕も独身時代は大きな目標を立てていたが、結婚してからなぜか考えることが

なくなってしまった。家族を食べさせる為に働く、貯金を溜めるなどの

経済的な理由だけで働くなどのではなく、もっと大きな視点で自分人生の意義を

最近考えるようにしている。

まだ自分の中では漠然としていて明確になっていない状態だが、

正解のない事を定義する事は楽しく時間の経過も早く感じる。

 

外部環境や情報に振り回されず、「疑う事・自分で考える事」ができる

目的意識を持ち、他者に良い影響を与える中年を目指そうと思う。

部下の個人目標の作成は色々と考えさせられる

 

今の会社では人材育成を目的とした半年単位での目標作成と管理を行っており、期初は常に部下の半期目標設定で頭を抱える時期になる。評価(昇給)に影響がある為、会社目標達成と個人成長の両方を実現させる必要がある。

管理職業務の中で責任の重い業務の一つでもある。

 

通常業務を行いながら部下とヒヤリングを行う為、年間を通しても相談される時間が増え、自分の作業を消化する事が難しくなる。

ただ今期は目標作成も回数をこなすと徐々にコツを掴めるようになってきたので

実際にやってきた事、経験した事を整理したいと思う。

 

 ■自分で目標設定ができる人材は少ない

 

傾向として大きく2つのパターンに分かれる印象だった。

①自分成長のみで会社目標を無視

②何をしたら良いのか分からないので手伝ってもらう

 

 ①は即戦力の中途入社組、自分勝手な人材に多く見られる傾向がある。

 

僕の中では他者視点が弱く目的理解が低い人と捉えている。

話を聞くとそもそも評価の必要性を理解せず、とにかく自分が成長したら昇給すると思っている。新人であればそうかもしれないが、入社2~3年目位になると考える幅をチームという視点に広げる必要がある。

 

会社に属していれば成長の評価は他者がするのが普通だと思う。フリーランスや派遣も派遣先の顧客が評価するはずだ。

その為、自分が優秀と思っても実は優秀ではなかったりする。評価されないから転職するという人材はここに当てはまる人が少なくともいる。そういう人材と働いて実感した。

 

目標作成の対策としては、当たり前の事だが会社目標と自分の目標を擦り合わせる事が重要だ。特にエンジニアは技術力向上の目標を設定する人が多いが、業務で使う事がない技術を高める事を目標にするなどが良い例だ。技術力を高める事に対して否定するつもりは全くない。ただ自分視点しかない場合、会社の方針と全く関係ない内容であれば評価ができないし、他者も仕事で評価はしにくいと思う。

そこで目標をクリアする事で自分がどのようになって、チーム・会社にどのようなメリットになるか言えるようにならないとスタートラインに立てないと思う。

 

 

②若手と中堅以上で言われた事はやるが指示待ちタイプがここに当てはまる印象だ。自分の中で先々何に取り組みたいかなど考えがない為、会社で提示しているキャリアプランを提示してコーチングで導こうとしても効果は出ないのでティーチングをするしかない。ある程度、管理者が答えを示していく必要性がある。

 

管理者が目標作成のサポートで注意しないといけないのが、本人が責任を持たない事がある。決めたのは管理者であって自分ではないと思っている人もいて、そのような人はまず実行しない。目標の進捗を聞いても、そもそも設定目標を忘れかけている為、会話がスムーズに進まないか、できるのレベルが低い為、自己評価が高い傾向でもある。

 

■まとめ

 

管理者は本来②のような人達の評価は厳しくしなければいけないが、人手不足の職種になると会社を辞められると困るという理由から甘めの評価にして勘違いをさせるケースも増えてきている。管理者は離職率も評価の項目に含まれている場所が多いのある。

こうなると優秀な人材から流出していく流れになり、残る人材の質が下がり組織が衰退していく。当たり前の事ではあるが生産性向上が近年求められている時代なので、ただ目の前の仕事をこなすのではなく、目的などしっかり理解した上で取り組めるようになる事が必須になってくると思う。

 

 

 

初心者がITエンジニアに就職する時に確認した方が良い事。それって本当にエンジニア職ですか?

 

僕はエンジニア派遣会社で現在事業開発と採用活動に注力している。

自社ではJavaでの開発をベースとしたエンジニアが所属しており、未経験~経験者まで幅広く募集しているのだが、経験者で開発ができるエンジニアがなかなか採用できない市況感の為、ポテンシャルが高い未経験者を採用して研修を3ヶ月程度行っている。

 

ネット上ではWeb業界やエージェントから否定が激しい業界で仕事をしてるが、求人広告を見てると職種未経験者を自社で採用してエンジニアへ育成する派遣企業はweb系と比較しても圧倒的に多いと思う。

 

最近同業他社の若手からの応募が増えてきたので、求人広告を経由して未経験からITエンジニアへ就職・転職を考えている人に注意した方が良い企業の特徴を伝えたいと思う。面接を受ける時に担当者に確認してみてほしい。ただ客先で作業する事についてはどこも一緒だと思うので割愛する。

 

■求人の募集職種について

求人広告の掲載でITエンジニアと1職種での記載がある場合、定義が曖昧すぎる為、

選考時にエンジニアの内訳について質問した方が良い。既に自分の中でエンジニアとしてどのような仕事をするかなど漠然とイメージがある場合には必須だと思う。

 

例えば、面接先のエンジニアの「スキルベース」だ。

開発系エンジニアが中心でスキルベースがJavaPHPなど統一されているようであれば、かなりの確率で同じスキルの開発業務に関わる事ができる。インフラ系もLinuxサーバー構築やDBに強みがある企業であれば同じように関わる事ができる確率が高くなる。同じスキルを持っている人が多いと派遣と言っても先輩が後輩に業務を教えるという習慣が浸透している企業が多い。反面、幅広く手掛ける企業は、技術系の方針が個人の裁量に任せる事が多く自社の社員同士で同じ業務に関わる事が少ないのとスキルもバラバラだ。経験者であれば良いが、経験が少ない人にとって自社からのサポートを得られる機会が少ないのは厳しい環境だと思う。

 

■ITエンジニア職のキャリアプランがどのようになっているのか

 

次に面接先が定めているITエンジニア職の「キャリアプラン」は確認した方が良いと思う。若手の時はヘルプデスク、PMOサポートからスタートして徐々に開発系エンジニア、インフラ系エンジニアへステップアップを目指せると説明する企業(大手メーカーは除く)は「手に職」を付けたいと漠然と考えている人は止めた方が良いと思う。いつエンジニアとして働けるかが分からないからだ。

 

初期配属がエンジニア職でなければ入社した企業でエンジニア職としてキャリアを積む事は難しいと考えた方が良い。サポート系に配属されたらその経験を活かした仕事の依頼は増えるが、経験のない職で引き合いが来る事は少ない。会社も社員が仕事につかない状態を防ぎたい為、営業が経験のある職で仕事をすることを勧める事が多い。

 

サポート系は企業としても売上が低く、エンジニアと比較しても価格交渉がしにくい為、昇給もすぐ頭打ちになり、年収400万は届かないと思う。実際に面接した人達でサポート系の経験者もいたが、年収200~300万中盤程度の人が多く、若手だと手取り15万以下という人もいた。

定期業務など自動化される可能性が高い業務の場合、AI・RPAなどが担当する領域になるようにも感じる為、将来的に転職にも苦労する。

 

ITエンジニア職に応募するのであれば、開発orインフラ系に特化した企業の方が入社後に大きなギャップがないと思う。サポート系はエンジニアと言って良いのかわからない。

 

■研修をしっかり行っているのか

求人広告を見ると各社「〇ヶ月の充実した研修」があるとアピールしている。 まず最後までしっかり技術研修が実施されるのか、研修内容を確認してほしい。普通の企業であれば面接時に研修風景も見学させてくれ、教育担当者が少し時間が取れたりすると簡単な話が聞けると思う。企業によっては研修よりも実務経験を積んだ方が吸収が早いという理由で途中で研修を切り上げる企業もある。自社の先輩社員がいるプロジェクトであれば業務のフォローもしてもらえると思うので良いと思う。

 

個人的に疑問に感じた研修は、自分の好きな技術を社内で自学するという企業だ。

※僕の会社へ入社した若手が前に所属していた企業で直接聞いた話。

社内には営業と事務のみで技術を知っている人がいないらしく全て自己解決しないといけないらしい。結局、本屋で売ってる技術本を使い1ヶ月間勉強していたそうだ。開発系エンジニアで入社したはずが、半年間でインフラ運用業務とCADを使う業務と全く関係ない配属になったらしい。研修中と配属が決まらない時期は社保に入れてもらえなかったそうだ。

 

他にも最近、自社の営業と応募者から聞く機会が増えたのだが、研修中は家電量販店で働きながら技術研修を半年程度行うという企業もあるようだ。名目はコミュニケーション力の強化らしく、業務外や休日に技術を学ぶらしい。この時点で何かおかしく感じる。 ブラック企業の経営者が知ったら取り入れたいと思う内容だと思う。研修期間中から売上に貢献してくれ、さらに安い賃金で働いて育成コストを最小限に抑える事ができると思う。ITエンジニアを目指しているのであれば、販売職では学べないエンジニアとして必要なコミュニケーションを技術研修で学ぶべきだと思う。

 

■結局どのような会社が良いのか

当たり前の事ではあるが、研修中から給与が払われ、実務経験のあるエンジニアが教育者として選任で研修を行っている事が前提になる。会社都合で研修を途中で止め、配属先に行くのではなく最後まで技術研修をしっかりやりきる会社が心理的に安心できると思う。

 

インフラ系だと1ヶ月程度が多く、CCNALinux系の資格を取らせる企業も多い。業務経験がなくても資格を持っていれば受け入れるという企業も所々ある。開発系は理解度にもよるが未経験者は2ヶ月以上集中して学ぶ環境がないとプログラミングの基礎は定着しないと思う。

 

新卒者の場合、入社前からリモートで技術研修を行う企業もあるが研修中から進捗に応じて手当が支払われるかなど見極めた方が良い。大企業を除き、新人教育のコストを削る企業は主観になるが、金払いの悪く長く働いても昇給が乏しいと思う。

 

ネット上では、SierからWeb系への転職を促したり、フリーランスを勧める記事やアフィリエイターが多いが端的な情報を鵜呑みにせず良く考えて判断してほしい。転職は最終的に自分の責任になるので良い情報のみで考えず客観的に判断してほしい。

 

子供が高熱を出し1週間保育園に行けなくなった時の共働き家族の対応

 

10連休明けの週末に生後10か月の子供が40℃近くの熱が出て、1週間保育園を休む事になった。ここ最近、病院に行ってばかりで子供は体調を崩しやすいというのも改めて実感した。熱があっても元気に動けるのであれば自然完治をさせるしかないとの事で長引いてしまったのは可哀想だった。

 

妻が育休復帰直後で新しい部署という事情もあり仕事を休ませるわけにもいかず、個人的には10連休で疲れのピーク、仕事の繁忙期が来てたのも含め慌ただしい週だった。

 

保育園を1週間休まなければいけない時にとった対応

 

共働きの為、仕事のスケジュールとしては下記のように調整して対応した。

 

妻の勤務①②を交互に繰り返す ※早出・早退の1日4時間勤務・帰宅後育児

①6時外出、12時半頃帰宅

②8時半~12時半、13時15分頃帰宅 

  

自分の勤務 ※午前は育児

①12時半外出、22時半帰宅、2時間残務

②13時半外出、22時帰宅、1時間残務

 

妻が職場復帰して間もない為、復帰していきなり同僚の印象を悪くさせないように欠勤は避けるようにして自分が極力融通を利かせるスケジュール調整をする事になった。

作業スケジュールを共有した結果、欠勤を避ける事できる予定を組む事ができた。

昼食と夕飯は無理に作らず、家にある物、惣菜を購入するなどして対応をした。

 

週後半にはお互い疲労困憊になったが、今後の対応策が見えてきたので良い経験にもなったと思う。

 

■この1週間で感じた事

 

子供が1週間保育園を休む事になり、しっかり妻と話しあう必要性があると感じた。このような時でないと仕事について話しができないのも問題だが、子供が熱を出したから休むと職場に伝えても1日程度であれば理解を示してもらえると思う。

ただこれが1週間連続で片方が休むとなかなか職場の理解を示してもらえない。

 

僕はマネージメントの立ち位置で仕事をしているが、今回の勤務調整の件でも部下からはあまり良く思われていないと感じた。逆の立場で部下が似たケースで1週間休むと申請してきたら、まずは家族で調整をしたのかなど聞いてしまうと思う。共働きの時点ですぐに許可を出す事はできないし、仕方ないで済ますことができる問題ではないと思った。

 

在宅ワークができれば解決という声も会社内であったが、賃貸でそこまで広くない家の為、子供が家にいると仕事が全く進まない事を経験した。多分、自分専用の個室がある人であれば良いと思う。

 

熱が出ても子供は6時には起き、朝から元気に動くし相手にされてないと感じると泣く為、午前中に在宅で仕事をしていたのだが全く集中ができない。ただ子供は何も悪くなくて体調が悪くて可哀想だと思う。唯一できたのがメールや電話対応で、集中力が必要な企画系の業務は全く捗らず、職場で働くという事は決して悪い事ではないと思った。

 

AI、ロボアドバイザーの投資は楽?約5ヶ月でのウェルスナビの資産運用状況は?

昨年のクリスマス頃からたまたま読んだ本を見て、ウェルスナビに興味を持ち資産運用を始めてみた。
フィンテックの分野に当てはまると思うが、AIを搭載したロボアドバイザーが資産運用を自動化してくれるサービスだ。
会社設立から4年で1400億円の資産を集めている。


僕の周りでも個人型確定拠出年金iDeCo)や積立投資という言葉がここ最近出てくるようになり、
若い世代にも大分広がり始めている。

元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法

元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法


運用資金はソーシャルレンディングのmaneoに入れていた資金から30万円ほど引き出した。
ここ最近案件の返済遅延が多く、融資の審査レベルの低さが明るみになり事業経営も怪しく感じるようになった為、投資対象としては見れなくなったので丁度良かった。

■ウェルスナビの特徴

投資額は最低10万円からで分散投資を行う。
始めにアンケートに回答し、個人の資産運用のリスク度設定する。
リスク度は5段階あり、投資目的の内容によりリスク資産の比率が変わり、値動きも激しくなる。
投資額が増えるシュミレーションを行ってくれる為、イメージが付きやすい。

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個人の最適なポートフォリオも全て自動で構築してくれるので大きな負担はない。
デイトレードのようなギャンブル的な要素はなく、長期積立投資を推奨している。もちろん途中で売り現金化もできる。

初めからまとまった金額が一括投資できるのが理想だが難しい人の方が多いと思う。
長期での資産運用に取り組むことで自分の資産を増やす確率を高める事になる。


■約5ヶ月でのウェルスナビの運用成績

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たまたま開始したタイミングが2018年の底値に近いタイミングだった為、5ヶ月程度で利回りが17%と大分良い成績になっている。
今後資金に余裕ができたら株価に関係なく積立を行いたいと思う。

www.wealthnavi.com


ただ1パーセントの手数料を考えると長期的に継続するかどうかは考えなくてはいけないかもしれない。
0.5%の割引はあるようだが、預かり資産が3000万円以上必要らしい。
色々サポートしてくれ、楽ではあるがETFと比較しても高く、長期運用や積立投資を行う点で̠̠デメリットにも感じる。


現状は大きな不満はないので、ソーシャルレンディングにある資金を引き揚げ追加で積み立てをしてみたいと思う。

新人向けプログラミング研修で実感する各社の採用力

 

4月も最終週になり、新入も慣れてきた時期だと思う。

僕がいる会社では研修事業があり、毎年プログラミング研修を2~3ヶ月程度行っている。受講者は他社の新入社員、第2新卒が中心だ。

 

プログラミングを知らない未経験者の人が多く、学生時代に情報系の大学やゲーム系の専門学校に出てる人はC・C++Javaなどを授業で習ったという人が一部いる。昔は男性中心だったが、ここ数年で女性の割合が増えている。

 

複数の企業の新人が集まるとその会社のカラーと採用基準が少し分かる気がする。

情報系・専門卒などプログラミング知識のある人しか採用しない企業もあれば、

人物重視で国籍問わず未経験者を受け入れる企業など様々でほとんどが派遣企業だ。

 

外部研修のメリットは自社内の研修と違い、教える事を専門としたエンジニアが講師と努め、ソフトウェア開発に必要な基礎知識を体系的に学ぶ事ができ、様々な企業の新人と切磋琢磨しながら働く意識を高める事ができる点だと思う。

 1~2名しか採用しない中小企業にとって外部研修機関は助成金が使えるメリットがあり、負担を少なく発注できる為、重要な育成の場になっているようだ。

 

■ここ最近増えてきた新人の特徴 

・日本語理解が怪しい。文章を読み飛ばす?読めない?

・ネット情報が正しいと信じ、間違った理解をする

・質問ができない。何も調べず、答えをすぐ求める

・仕事の成果を出す為の勉強はしない。業務中に行うものと考えている。

・他人評価はする(良く見てる)が、自分の評価をされるのを嫌う

・会社の飲み会など業務とは関係ないイベントは意外と前向き。

 ←ネットだとかなり否定的な意見が多いが、実態は違うらしい。

 

理解力があり、頭の回転が速い優秀な層と素直さ、理解度が低く、責任感に欠ける下位の層の格差が激しく、中間の人が減っているのを実感する。中間層は大手に採用されているのだろうか。研修会社では、景気が良くなり採用が苦戦している企業が多くなると新人の特徴にも記載した項目が多く当てはまる下位層の人材が多くなる。

 

 

 

  ■採用ノルマを無理矢理クリアしようとする企業は痛い目にあっている

 

新卒向け研修では苦労が尽きないのが例年の事だ。例年、顧客にあたる企業では採用ノルマを達成する為、求めている人材基準のハードルを下げ採用して事業を伸ばそうと必死に業務に取り組んでいる。

僕の会社は採用人数が増えれば受注という形で恩恵を受けるのだが、研修受け入れ後が大変になる。

 

何となく入社した部類の人達は、研修のレベルが上がり始めると自分には無理と退職を匂わせたり、泣いてしまったり喜怒哀楽が激しくなる。僕らは仕事上扱いになれている為、上手くコントロールして成長まで持っていく事ができるのだが、

所属企業でコントロールできる人がいないと1年以内に退職するケースが多い。

 

ある企業のAさんは外国籍の方で日本語の理解が追い付かないレベルで研修に来た。雑談はできるのだが、資料に書いてある日本語が理解できない為、どのような処理を実装したら良いかなども当然理解できない。自分のミスを認めない文化なのか講師が状況を確認しても本人がごまかす為、進みが非常に遅い。言葉が通じない為、ストレスしかないと思う。この企業は研修が終わった後、日本語がまともにしゃべれない新人を企業へ派遣させることに疑問を感じるし、研修を受けているAさんが気の毒で仕方がない。

 

自社の新卒採用に関わる事はなかったが、新人達が入社して別の部屋でプログラミング研修を受けている。昼休みはほぼ学校の休み時間状態で午後になると緊張感が切れ、研修中でも寝る人が出ているらしい。毎年このように学生気分が抜けない人材を配属できるレベルまで育成する教育担当者の器の大きさには感謝をしたいと思うし、採用担当には無理して採用する事で配属先が混乱する事は知ってほしいと思う。

 

 

 

管理職は育児より仕事が辛いかもしれない

 

色々な情報サイトで育児は仕事よりきついと書いてる内容があった。

僕の家も共働きで育児・家事も行っているが、正直仕事の方が強いストレスを感じる。仕事の方が楽という人は管理者から指示を受ける業務が多く、部目標達成、業務管理、労務管理、人材育成など組織を率いる業務に関わる人はそこまで多くないのではないだろうか。

 

■評価が低い人の管理と育児のストレスが同じに思える

ここ最近、ストレスになってるのは業務・労務管理が多い。

僕の周りだけなのかもしれないが中小企業の20~30代のメンバーはチームリーダを担当できる同年代と比較すると精神年齢が低く子供と変わらない人が最近目立つ。過去に色々なタイプの問題児と関わった例として、子供のように権利を主張したり、嘘つき、居眠りちゃん、イヤイヤ期、辞める詐欺、勤怠不良者など色々なタイプが存在する。このような人材を何人も管理しながら部の目標達成の為、業務を行う必要がある。その為、業務指示を個人の力量に合わせて分担すると評価が中の上以上の人材に仕事が集まり、中の下以下の人はスキル面で仕事が少なくなる傾向で、難しい仕事も振る事ができない。後者の人達は、最初の方に記載した問題を抱えている傾向があり、働く意欲も低い。

 

働き方改革の影響もあり、労働時間をコントロールもする必要があり、メンバーだけで対応できない場合、管理職が業務の一部を巻き取る必要がある為、業務に忙殺されながら、メンバーの不満などを解消しないといけない状況が多く、残業を減らす為に昼休みはまともに休めない。ここ最近は人の入れ替わり時の作業調整、チームの立て直し、顧客対応、目標管理、面接、新規サービス立ち上げなど色々ありすぎてストレスが尽きない。

 

不思議な事に評価が低い人ほど自己評価が高いので、給与を上げろと自分の事以外何も考えずに主張する傾向だ。直談判して給与を上げた所で仕事に取り組む姿勢は何も変わらないのを若手の頃からよく見てきた。経営者も馬鹿ではない為、主張を論破する事が多い。

 

■共働き育児は疲労が溜まるが自分の子供は可愛いので許せる事が多い

日中は保育園に預けている為、朝と夜しか関わる機会がないが、言葉が通じない子供でまだ何も知らないので多少変な事をされても許せるのでストレスにならない。

 

共働きで育児も妻と分業をしている。僕は平日朝は育児全般(着替え・朝食を与える・保育園の送りなど)、夜は妻が時短勤務のおかげで担当だが僕は食事を与え、早く帰れる時は風呂入れに入れ、その後子守りをする。授乳・夜の寝かしつけ・離乳食作り以外はほとんどおこなう。子供は夜21時以降になると僕を拒否する為、寝かしつけをしようとすると大泣きをするので家事をしながら、翌朝の準備を行う。

 

休日になると感じるが常に子供を注視しないといけない為、自由に行動ができない点は辛いが一人を相手にするのであれば仕事ほどの辛さはないと思う。便が背中にワープしようが、食事中に毒霧の如く顔に吹かれようが一人を中心に相手をすれば良いので安心する。

 

最近気になるのが、仕事が終わって帰りの電車で家に向かっているはずなのに職場に向かっているような状態になり家にいても働いているような状態に陥る時がある。精神的に辛いわけではないが、余裕のなさが出てる気がしてならない。他の共働きで育児に関わっている人も同じような状態なのだろうか。

 

■管理職は大変な時期があるがスキルは確実に身に付く

管理職など責任のある仕事を避ける人がいるが、組織体制が整っている企業であれば僕のような状態にはならないのではないかと思う。むしろ関われるのであれば自分のキャリアにプラスに働くし年収もUPするはずだ。今後管理職の年収はメンバークラスと大分差が開くと予想している。割に合わないと言う人が増えている点とグローバル化に向けてマネージメント層の待遇面を改善しないと経営に大きな影響が出る。

 

今の仕事は中堅層がもう少し慣れてくると自分の仕事を完全に割り振る事ができ僕も楽になり管理に集中できるが、いつか来るその時まではどうしても仕事の方が辛く感じてしまう。